食の世界遺産『味の箱船』
5つの選択基準
スローフード協会

1 その生産物が特別に美味しいこと。
(この場合の美味しさとは、その土地の習慣や伝統を基準とする。)
2 その生産物が、ある特定の集団の記憶と結びついたものであり、ある程度の長い年月にわたって、その土地に存在した植動物の種であること。また、その土地の原材料が使われた加工、発酵食品であるか、あるいは、地域外からの原料であっても、その地域の伝統的製法によるものであること。(この場合の記憶や年月は、現地の歴史に照らし合わせて判断する)
3 その地域との環境的、社会経済的、歴史的つながりがあること。
4 小さな作り手による、限られた生産量であること。
5 現在、あるいは将来的、消滅の危機に瀕していること。

※3つの禁止事項

1 遺伝子組み替えではないこと、遺伝子組み換え食品が生産の一部にも一切、関与していないこと。
2 トレードマークや商業的ブランド名がついてない生産物であること。
3 選ばれた後も、スローフード協会のロゴやかたつむりマークを、直接、食品に掲載してはならない。

 江戸時代に遡る昔、佐賀藩であった長崎の一部地域(外海地区、土井首地区、西山地区)という限られた地域にわずか100本ほどの自生樹が確認されたのが20年ほど前(2000年)。

 今でも、長崎市内の昔から限られた地域でのみ、8名ほどの認定された農家だけで生産されている長崎独自の希少性香酸柑橘類で、そのルーツは未だ定かではありません。

 その土地柄からキリシタンと深く関わりのある地域に多く自生しており、一説では江戸時代から明治初期の外国人宣教師や隠れキリシタンが伝えたのではないかと云われるなど、歴史的に興味を抱かせる説もありますが定かではない、ロマン溢れる柑橘類です。

 しかしながら、時代の流れ共に栽培の難しさや自生樹の伐採、その他の様々な柑橘類(橙や柚子など)や調味料が作られるようになり、その存在は薄れていきました。

 2008年(平成20年10月)に伝統的な食文化を守る活動を行っているスローフード協会国際本部(イタリア)により、食の世界遺産「味の箱船」に認定されました。そして今では長崎の伝統的な農作物に、そして国からも地域の特産品としても認定されています。

 
 

「ゆうこう」を使った弊社商品は こちら

●龍の泪(長崎ゆうこう 320㎖、ゆうこう 150㎖)
●長崎薬味ゆうこう胡椒
●長崎柑橘ゆうこうドレッシング(1000㎖、200㎖)
●長崎ディップソース